大晦日の火事で正月休み中であったが、被災従業員に直ちに救援の措置が講じられ、洗心寮の被災学生は一時陽心寮に、社宅の従業員家族は平端の独身寮に収容した。

平版刷版材としてアルミ板の使用を始め、近代化の促進のため研磨をしないＰＳ版に変わっていく。

洗心寮の被災学生は陽心寮から、元アメリカ詰所の跡へ移転。

道友社の新機構により、本社販売課が長く扱っていた「教内書販売」を道友社へ移管。わが社の書籍販売はこれで幕を閉じ、従業員は他の部門に配属し、書籍販売課は解消する。
滝井社長、県印刷工業組合理事長に就任（昭４７年１０月まで在任）。

労働組合が結成２０年を迎え、祝賀行事を挙行。

『天理時報』は発刊２０００号を重ねる。

中根部長、シカゴのプリント６８の印刷機材展、及び工場見学のため渡米（２９日まで）。

従業員住宅を、旧昭和中学校跡の北側にある教会本部の土地をお借りして、３０戸建てることになる（所在地＝大和郡山市額田部北町４６５の１番地）。
洗心寮は旧丹波市町避病院跡を改装して使用することに決定（所在地＝天理市勾田町３８の１番地）。

「平端社宅」中山慶一本部員の祭主で地鎮祭を執行。

真柱継承奉告祭執行。慶びの帰参者３０万人。前夜には５万人の提灯行列など奉祝行事がつづく。

従業員慰安会は、観光バスで平安神宮、比叡山、琵琶湖大橋方面に遊ぶ。

洗心寮改装完了する。

「平端社宅」の一部が完成したので、第１陣の６戸が入居。
　（庭付き１戸建て、３ＤＫ、プレハブ住宅）
　（土地　約５０〜６０坪、建物１６坪）