昭和20年
1945年/創立20年
社長 岡島善次 専務 松井忠義 |
14に亘る戦争終え空襲のない夜を迎える

1.1
用紙は益々逼迫、『みちとも』1月1日号(通巻第800号)からは表紙・本文共紙で更紙16頁、表紙の題字部分のところを赤刷りして従来の面影をわずかに残す。次号からは更に12頁になる。
4.1
郵便料金の改正(〒2銭が5銭になる)に伴い、天理時報の購読料1カ年3円63銭となる(従来は1円47銭)。
7
臨時株主総会開催。
昭和20年3月22日、本社と同一の性質を有する「天理印刷製本株式会社」(社長堀越葭之助)と合併を承認する(前出の天理カレンダー株式会社)。
8.15
第2次大戦終結。全従業員本社中庭に集合、ラジオを囲み詔書を聴きながら、涙禁じ得ず。
8.19
天理時報(第781号)発行日であったが、内容の差し替えが間に合わず、休刊となる。
11.4
天理時報、2頁、4頁混合発行の体制に復帰。
12.1
『みちとも』12月1日号(通巻第812号)から表紙は別紙で2度刷りとなり、本文は86頁に戻る。

(通巻800号)
その他の動き
教内の動き
1.10 | いざ・ひのきしん隊、満期隊より逐次退山。 |
5月 | 第2次いざ・ひのきしん隊各鉱山に出動。 |
25 | 天理国民義勇隊結成式を本部中庭で挙行。6個中隊編成。 |
8.15 | 終戦の詔書について諭達第15号公布。 |
10.26 | 真座のかぐら、十二下りのてをどりを復元。達118号公布、教祖60年祭日取り発表。 |
国内の動き
4.1 | 米軍、沖縄本島に上陸。6.23守備隊玉砕。 |
7.26 | 連合軍、ポツダム宣言発表。8.15宣言受諾。 |
8.6 | 広島に原爆投下、9日には長崎にも投下。 |
15 | 天皇陛下戦争終結の詔書を放送(玉音放送)。 |
12.28 | 宗教法人令公布(信教の自由を保障)。 |
海外の動き
5.7 | 独軍、連合軍への無条件降伏文書に署名。 |
8.15 | 日本、無条件降伏。第2次世界大戦終わる。 |
10.24 | 国際連合成立。 |