昭和13年

1938年/創立13年

所長 紺谷金彦
主任 松田元次
すべて戦時色に彩られ、衣食住とも制限が厳しくなる

3.20

所友会、信貴・生駒・法隆寺方面へハイキング。参加者53名。

4.3

教会本部で『天理時報』4月3日付(第403号)から2部、『みちとも』5月号(通巻第721号)から1部を、全教会に交付することに決定。
所友会宇治・桃山方面へ社会見学実施。参加者87名。

15

『印刷所報』創刊号(月刊B5、16頁)を発行。

28

「思ひ出を語る座談会」が開かれ、創立以来の思い出に浸る。

5.15

第13回創立記念日を記念して、小学校校庭で運動会を開催。

6.3

第2回ハイキングは、加茂・笠置。参加50余名。

7.3

天理時報満州版を7月3日付(第416号)から『満州・中国版』と改題、配布網を北・中華方面に広げる。

17

第5回健康保険野球大会に参加、優勝。

8.21

昭和15年の紀元2600年を記念して、橿原神宮・神宮外苑が増築整備されるにつき、本部でも建国奉仕隊が結成され、印刷所でも所友会員が全員で参加。

9.11

所内野球大会を教校運動場で開催、文選チームが優勝。

12.4

野球部は天理中学(現天理高)野球部と同校グラウンドで硬球試合を行い、13回の延長戦の末7対6で制勝。

14

年末賞与の給付に際し、非常時局の折から、国力の増強を心掛けるべしとの、当局の通牒にしたがって、賞与の一部を貯蓄債券で渡す。

燦タリ、此の栄光

その他の動き

教内の動き

2.6天理中学校、中等学校から募集の愛国少年団50名を華北に派遣。以後次々と出発。
4.10天理教校本科第1回入学式。
18教祖誕生祭執行。時局柄奉祝行事はとりやめ。
7.10初代真柱夫人中山たまへ(ご母堂様)お出直。
12.26諭達第8号公布。「泥海古記に関する教説の禁止」。
教会刷新の革新委員会発足。

国内の動き

1.16「国民政府を相手にせず」との近衛声明を発表。
3.5庭野日敬・長沼妙佼ら立正佼成会を開教。
4.1国家総動員法公布。5月5日施行。
11.3東亜新秩序建設の第2次近衛声明発表。

海外の動き

3.13ドイツがオーストリアを併合。
9.29英・仏・独・伊・のミュンヘン会談で、スデーテン地方をドイツへ割譲と決定。