Googleアナリティクスで収集できるデータの種類と活用法
※この記事は、2024年10月30日に更新されました。
ビジネスにとってWebサイトのパフォーマンスを把握することは重要です。Googleアナリティクスを活用すれば、Webサイトへの訪問者数やアクセス経路、ユーザーの行動パターンなど、多様なデータを取得し、マーケティング戦略に役立てることができます。今回のコラムでは、Googleアナリティクスで具体的にどのようなデータが収集できるのか、箇条書き形式でわかりやすくご紹介します。
①訪問者数
ユーザー数:サイトを見に来た人の合計。
新規ユーザー数:初めてサイトを訪問した人の数。
リピーター数:以前にも訪れたことがある人の数。
②ユーザーの属性
年齢層:どの年齢の人がサイトを見ているか。
性別:訪問者の男女比。
地域:訪問者がどの地域からアクセスしているか(国や都市など)。
③サイトの利用状況
セッション数:1回の訪問をカウント。ユーザーがサイトを訪れてから離れるまでを1セッションとします。
ページビュー数:各ページがどれだけ見られたかの回数。
滞在時間:1回の訪問でユーザーがどれくらいの時間、サイトに滞在したか。
直帰率:1ページだけ見てすぐにサイトを離れた人の割合。
④どこから訪問したか
検索エンジン:Googleなどから検索してサイトに来た人。
直接訪問:サイトのURLを直接入力して訪問した人。
他のサイトからのリンク:他のサイトに貼られたリンクから来た人。
SNS経由:FacebookやInstagramなどのSNSから訪問した人。
⑤デバイス(機器)の種類
PC、スマホ、タブレット:どの機器を使ってサイトを見たか。
使用しているブラウザ:ChromeやSafariなど、ユーザーが使っているインターネットブラウザの種類。
OS:Windows、iOS(iPhone)、Androidなどのオペレーティングシステムの種類。
⑥地域や言語
地域:ユーザーがどこの国や地域からサイトにアクセスしているか。
言語:ユーザーが使っている言語設定。
⑦成果やコンバージョン(目的達成)
コンバージョン数:サイト上で設定した目標(例:問い合わせフォームの送信や商品の購入)を達成した回数。
コンバージョン率:サイトを訪れた人のうち、目標を達成した割合。
⑧リアルタイムデータ
リアルタイムの訪問者:今この瞬間、何人がサイトを見ているか。
リアルタイムの行動:今どのページが見られているか、どの経路で来たのかをリアルタイムで確認。
このように、Googleアナリティクスを使うと、「誰が、いつ、どこから、どのページを見たか」に加えて、「どんな属性の人が見ているのか」や「どこでサイトを離れることが多いのか」も把握できます。これらのデータをもとに、サイトの改善に役立てていくことができます。