昭和40年

1965年/創立40年

社長 滝井芳次

機械組版で能率の向上を図り、通信講座で技術向上を目指す

全従業員数274名

1.11

滝井社長、沖縄の経済、労働力等の実態について視察(14日まで)。

2.18

船先営業部長、第3回アジア印刷人会議に出席のため、マニラへ出張。

9.1

教祖80年祭に向って工事中の天理総合駅が竣工した。

秋の従業員慰安会、大阪道頓堀の中座で観劇。二部生は京都へ出て美術館で「ツタンカーメン」の見学と、秋の京都を鑑賞。

11月

分工場に印刷機械を増設するため、従来の電気設備では容量不足の為、新しく高圧受電設備を設置。

11.17

印刷業の近代化のため、
 モノタイプ鑚孔機(和文)2台(東京機械製作所)
 モノタイプ鋳植機(和文)1台(東京機械製作所)を購入。
まずこの機械で一部ではあるが、鋳造、文選、植字の手組工程が自動化され、大いに能率が上がった。

23

日本印刷工業組合連合会の指導による、「印刷出版研究所」主催の第2回印刷通信講座で、中尾好男(活版印刷)他20名が優良修了生として、日本印刷会館(東京)で表彰を受ける。

12.16

自動車専用道路の「名阪国道」天理〜亀山間(無料)が名古屋〜大阪間に先んじて開通した。時期も80年祭直前でありその利用価値は大きい。

19

28日まで10日間、二部生(本社勤務)の希望者は、学生修養会を受講した。

その他の動き

教内の動き

1.26教祖80年祭後継者決起大会を開催。
2.10炊事本部から全詰所に配食開始。
3.26コンゴ共和国にコンゴ布教所開設。
12.5いちれつ会館(旧奈良県庁庁舎)竣工式。

国内の動き

5.28田中角栄蔵相、山一証券救済のため日銀特別融資を行うと発表。
6.22日韓基本条約及び関係条約調印。
10.21朝永振一郎ノーベル物理学賞の受賞決定。

海外の動き

2.7米軍機、北ベトナムで北爆を開始。
3.18ソ連ボスホート2号のレオーノフ飛行士、人類初の宇宙遊泳に成功。