昭和31年

1956年/創立31年

社長 岡島善次
専務 上野清治

教祖70年祭執行

全従業員数270名

1.1

『おふでさき』50部を納本。爾後連日にわたり完成文を史料集成部(おやさとやかた真東棟3階)に納入。
3月21日全2万部の納本完了。これにより本部では、1.5・本部在籍者の家、直属教会に、1.26・部内協会に返付または下付される。

16年ぶりに「おせち」復活。

23

道友社は年祭模様を速報するため、天理時報型2頁の『70年祭日報』を発行、連日新聞印刷体制になる(2月26日まで)。

26

教祖70年祭執行(毎日本づとめ)。戦争終わって10年、平和の到来を喜び、帰参信者は百数十万人を数える(2月18日まで)。

9.2

第1回新興盃争奪親善野球大会に参加、優勝する。

10.23

第16回教義講習会第3次講習の際、『天理教教祖伝稿案』製作に当たり、本社の努力を賞揚され、30日には教会本部から岡島社長を通じ全従業員に金一封が贈られた。
10月27日にはこふき委員長上田嘉成本部員が、12月1日には内統領中山為信本部員がそれぞれ来社され、今回の努力に対して感謝の言葉をかけて頂く。

12.1

『みちとも』12月号は『稿本天理教教祖伝』並びに稿案、稿本対照表(388頁)の特集号となり、作業日数の少ない上に活版の赤・黒2度刷りで、頁数は厚く急遽輪転印刷操作となり、上野専務を始め工場・事務所を挙げての作業となり、徹夜で漸く完成。

その他の動き

教内の動き

2.15高松宮ご夫妻、教祖70年祭祭典にご臨席。
18三笠宮様、祭典及び直会にご臨席。その後天理図書館訪問。
3.8午後2時のサイレン(教祖が現身を隠された時刻)吹鳴始まる。7.7よりみかぐらうたのメロディに改め現在に続いている。
7.8天理大学柔道部、全日本学生大会で初優勝。
9.1宗教文化研究所、おやさと研究所と改称。

国内の動き

5.9日本登山隊、ヒマラヤのマナスルに初登頂。
10.19日ソ国交回復の共同宣言調印。
11.8南極予備観測隊、観測船「宗谷」で出発。
12.18国連総会で日本の加盟を、全会一致で承認。

海外の動き

7.26エジプトのナセル大統領、スエズ運河の国有化を宣言。
10.29イスラエル軍がエジプトに進軍、スエズ戦争始まる。