昭和27年
1952年/創立27年
社長 岡島善次 専務 上野清治 |
不況は長引き、遂に「定年制」の実施

全従業員数296名
2月
真柱から、もっと読みやすい活字にしてはどうかとのお言葉があり、研究を重ねた結果、東京岩田母型製作所に天理時報の本文活字母型製作を依頼、天地7ポイント、幅9ポイント扁平文字を完成。これは独特の字体で業者間に大きな話題となる。
4.18
教祖70年祭打ち出し。
『天理教原典集』印刷、製本。
20
天理時報4月20日付(第1112号)から扁平活字組を行う。
菊判4頁印刷機を購入。
5.11
3年ぶりに、天理教館で従業員慰安芸能祭を催す(以後現在まで芸能祭、運動会ともに開催されず)。
6.13
第3代所長・本部員佐治正嗣出直。
8.12
組合との協議の結果「定年制」を実施。
15
組合との間で問題解決のため、監査委員会が設けられた。
〔委員〕総務部長(滝井芳次) 業務部長(天野誠四郎)
工務部長(湯川孝作)
課長代表・二見勝正、小西薫
係長代表・中川甚三郎、小坂谷外
組合代表・乾道男、西田正雄、川辺英男、城山昇、山口太一
〔事務局主任〕植本春雄(労務課長)
12.20
平版印刷係新田俊二、災害防止で表彰を受ける(動力用モーターが発火して、大事に至るところを、未然に防止した功績)。
その他の動き
教内の動き
4.7 | よふきぐらし展、大阪松坂屋で開催。ついで名古屋・東京・札幌・福岡と会場を移す。 入場者総数96万人。 |
5.26 | 新教規、規程施行。詰番を内統領、教務総長を表統領、総務を常詰と改称。 |
6.22 | ヘルシンキ五輪で天理短大生が選手に選ばれる。 |
国内の動き
4.9 | 日航「木星号」大島三原山に激突、墜落。 |
28 | 対日講和条約・日米安全保障条約発効。 |
5.1 | 第23回メーデーでデモ隊と警察隊が衝突し流血の惨事となる。デモ隊の2人を射殺。 |
19 | 白井義男、世界フライ級タイトルマッチで勝ち、日本人初のチャンピオンになる。 |
海外の動き
2.8 | 英国皇帝に、エリザベス王女が即位。 |
7.23 | エジプトでナセルがクーデター。 |